01.
一般的に 角栓除去は困難なアプローチである
角栓とは、皮脂や角質が毛穴の中で固まったもの。
毛穴の奥から形成され、タンパク質と脂質が年輪のように何層にも重なった構造を持ちます。
そのため、周囲の皮膚の構成成分でもあるタンパク質を傷つけずに、迅速に溶解することが難しくなっています。
また、構成成分の個人差もあり、汎用性の高い処方を仕上げることも困難です。
皮膚から離れにくい
＜角栓ができる皮膚の構造＞
毛穴の奥深くから作られ、毛穴の内側と密着しているため、
全て落としきるのは難しく、無理に引きはがそうとすると
角層も傷つきやすい。
複雑な構造をしている
＜角栓断面図＞
皮脂とタンパク質が幾重にも重なった構造のため、
効果的に取り除くのが難しい。
組成が複雑であり人によって異なる
＜一般的な角栓の構造＞
周囲の皮膚の構成成分でもあるタンパク質が
約7割を占めるため、
肌負担を抑えながら角栓を除去することが困難。
