業界初、リポソームの標榜ひょうぼう
認められた先駆者

リポソームカプセルを業界で初めて認可され
リポソームと名乗ることができる
唯一の化粧品を生み出したDECORTÉ。

40年も前から、リポソームの機能性や
未だ解明されていないさまざまな効果に着目し
生体機能研究を重ねています。

  • リポソーム
    研究開始

    1984

    新素材として
    リポソームの機能性に
    いち早く着目。

  • 業界初
    リポソーム
    認可

    1992

    リポソームカプセルを
    業界で初めて認可され、
    リポソーム化粧品を発売。

  • 多重層バイオ
    リポソーム
    へ進化

    2021

    多重層バイオリポソーム®を
    高濃度配合※1した
    リポソーム化粧品を発売。

DECORTÉの
多重層バイオリポソーム®とは

リポソームは肌をかたちづくる成分のひとつである
生体組成成分「リン脂質」でできた
直径0.1ミクロン※2のマイクロカプセル。
たまねぎ状に幾重にも重なる層の中に
美容成分を豊富に抱え、
時間をかけて、外側からじっくりほどけていきます。

リポソームは潤いや美容成分を運ぶ
デリバリーカプセルでもあり
化粧品分野以外でも、体内でのデリバリーに使われるなど、
優れた輸送技術のひとつとして活用されています。

※イメージ

多重層バイオリポソーム®の
構造模式図

リン脂質は水になじむ親水部と油になじむ疎水部をもっており、
それぞれの部分が向き合うように並ぶ二重層を
幾重にも重ねた多重層構造をつくります。
水溶性成分も脂溶性成分も内包することのできるカプセルです。

DECORTÉ独自の多重層バイオリポソーム®は
特殊な技術や知見を要するカプセルの
長期安定配合をクリア。
高濃度配合※1にも成功しています。

カプセルそのものが、
つけた瞬間そのまま肌に成りかわる
肌組成テクノロジーも発揮します。

成分を肌に届けるカプセル技術は数多くありますが
リポソーム技術に関しては、さまざまな臨床実験・検証を行い、
試験によって効果が認められたことを実証しなければなりません。

DECORTÉの多重層バイオリポソーム®は電子顕微鏡写真で、
データの証明をしています。

  • 一般的なナノカプセル

    • リポソームではない
      デリバリーカプセル

  • 一般的なリポソームカプセル

    • 一層の膜で形成される
      単層リポソーム

    • 多重層リポソーム

※イメージ

DECORTÉの
多重層バイオリポソーム®の
5つの働き

1. ラメラ構造を形成
“リペア & バリア効果”

DECORTÉの多重層バイオリポソーム®の構造は、
角層バリア機能を担う細胞間脂質のラメラ構造とそっくりであり
一体化することで、ラメラ構造を直接的にリペアします。
肌が本来もつバリア機能を強化する効果があります。

肌に塗布したその日のうちに、
角層内に強固なラメラ構造を形成することが証明されています。

肌のラメラ構造と類似構造の多重層バイオリポソーム®

多重層バイオリポソーム®が働きかける肌の構造

肌は層状の構造をしていて、最も外側に位置するのが「角層」です。
角層は「角層細胞」とその間を埋める「細胞間脂質」から成り、
細胞間脂質は、親水部分と疎水部分がミルフィーユのように層を形成した
「ラメラ構造」と呼ばれる構造をとっています。
このラメラ構造が密に整列することで、潤いを逃さないバリアとして働きます。

健やかで美しい肌の土台となるラメラ構造は、日常的な刺激で壊れがちです。
一度壊れたラメラ構造がターンオーバーで回復するにはおよそ1~2週間かかり、加齢とともに回復までの期間はさらに長くなります。

肌のラメラ構造と類似構造の多重層バイオリポソーム®

角層細胞間におけるラメラ構造形成の電子顕微鏡写真
    • 無塗布
    • リポソーム製剤塗布 14時間後

      ラメラ構造の増加

    • 無塗布

      ラメラ構造は不明瞭で量も少ない

    • リポソーム製剤塗布 14時間後

      ラメラ構造は明瞭で量も増加

2. 保水構造を形成
“モイスチュアホールド効果”

多重層バイオリポソーム®はカプセル自体が
角層細胞に保水構造を形成する(水分を含んでふくらむ)ことが可視化されています。

肌の潤い保持に重要な角層3構造の中層・下層付近で隙間に水分を保持するケラチンネットワークが広がり
細胞の内側にしっかりと潤いを貯蓄するため、角層最深部まで潤いが保たれます

角層細胞間におけるラメラ構造形成の電子顕微鏡写真
  • 無塗布

    角層細胞内に潤いが少ない

  • リポソーム製剤塗布

    角層の中層・下層で細胞内の
    ケラチンネットワークが広がり、
    角層細胞内に潤いを保持している

3. あとから使う化粧品のなじみを高める “ブースティング効果”

多重層バイオリポソーム®は肌の構造に限りなく近い生体組成成分リン脂質から成るカプセルのため、
溶け込むようになじみます。

洗顔後すぐに使用すると肌を柔らかくし、角層に潤いの通り道を整え、
あとから使う化粧品のなじみを高め導入効果を発揮します。

なじみを高める導入効果の秘密
  • 肌の構造上、洗顔後は水分がなじみにくい

    角層バリアと呼ばれるように、肌は角層表面は外からの水分を弾く役割を持っています。そのため、洗顔後の肌に化粧品を使っても角層で弾かれてしまい、潤いが充分に行き届きにくい状態になっています。

    ※イメージ

  • リン脂質による効果でなじみを高める

    リポソームは水になじむ親水基と油になじむ疎水基を持つリン脂質から成り肌との親和性が高く、そのままでは水分を弾いてしまう肌と、あとから使う化粧品を結びつけ、角層へのスムーズな浸透をかなえます。

    ※イメージ

4. ダメージに密着して集中ケア
“ターゲッティング効果”

0.1ミクロン※2の超微粒子カプセル、多重層バイオリポソーム®。
0.1ミクロンは1mmの1/10000。肌の細胞の1/400~600、毛穴の1/2000と驚きのサイズです。
超微粒子だから、乾燥によるダメージ部分など必要な部位に、ぴったりと密着し 潤いと美容成分を届けます

※イメージ

5. 長時間、絶え間なく持続
“ロングラスティング効果”

多重層バイオリポソーム®は、リン脂質の膜をたまねぎ状に幾重にも重ねた
カプセル構造で、美容成分をそれぞれの層に贅沢に抱え込んでいます。
角層最深部まで浸透したあと、多重層が外側から徐々にほぐれることで
効果が長時間持続します。

※イメージ

多重層バイオリポソーム®の
長期安定配合の証明

DECORTÉのリポソームは、
単に配合されているだけではない

リポソームは、たまねぎ状に美しく多重層を形成し、
その構造を崩さないことが、長期安定配合の証明になります。
また、塗布後の肌変化の観察も必要になります。

DECORTÉでは電子顕微鏡による可視化技術
リポソーム研究に関するさまざまなデータを検証し
安定配合や肌変化を証明しています。

なぜリポソームは
臨床実験・検証・試験によって
効果が認められたことを
実証しなければならないのでしょうか。

一般的に

リポソームは壊れやすい

リポソームは化粧品成分の中でも驚異的な小ささを誇る超微粒子カプセル。
わずかな刺激により膜が壊れてしまい、長期間かつ様々な温度領域でカプセル構造を
維持しにくく、化粧品への応用は非常に困難です。

DECORTÉは40年もの長い年月をかけて研究。
何度もトライ&エラーを繰り返し、さまざまなデータを証明した上で
お客さまへ商品をお届けしています。

【リポソームが壊れてしまった例】

リポソームを単純に配合するだけではカプセルが崩れたり、長期間で安定性が保たれず
効果が発揮されないこともあります。

一般的に

高濃度配合※1すると
より壊れやすい

DECORTÉの多重層バイオリポソーム®は高濃度配合※1です。

リポソームは配合濃度を高めるとリポソーム同士が密に衝突して構造が崩れるため、
長期での安定化がより難しくなります。

DECORTÉだけの特別な処方で強固なリポソーム膜を実現。
高濃度配合しても、長期に安定配合することが可能です。

  • 一般的なリポソーム

  • DECORTÉの
    多重層バイオリポソーム®

※1 従来品比
※2 0.1ミクロン台の粒径

進化を続ける
DECORTÉのリポソーム研究

DECORTÉのリポソーム研究は進化し続けています。

2021

※イメージ図

進化した多重層バイオリポソーム®開発

  • ※イメージ図

  • ※電子顕微鏡写真

2022

※イメージ図

睡眠中の美を高める
ナイト多重層バイオリポソーム®開発。

  • ※イメージ図

  • ※電子顕微鏡写真

2023

※イメージ図

超微細ナノカプセルとの同時配合かつ、
多重層バイオリポソーム®の
長期安定配合に成功。

  • ※イメージ図

  • ※電子顕微鏡写真

2024

※イメージ図

肌と異なる
デリケートな構造を持つ唇のために
唇用多重層バイオリポソームを開発。

  • ※イメージ図

  • ※電子顕微鏡写真

今後もリポソームが秘める可能性を探り、
研究を続けてまいります。